おいしい骨づくりレシピRECIPE
おなかも栄養も大満足!サンマのかば焼き丼&
かちゅー(カツオ)湯
栄養士・佐藤秀美 氏のコメント
食べる器だけで調理できるお手軽レシピ。常備しやすい缶詰や乾物を使って骨づくりに必要な栄養素もしっかり摂ることができます。
ごはんを食べ過ぎてしまいがちな丼は、トマトや葉物野菜をトッピングしてアクセントを加えたり、低カロリーな汁物を添えると満足感が生まれ、カロリーオーバーを抑えられます。
身近な緑黄色野菜でカルシウムが多く含まれる水菜をかば焼き丼に、小松菜をかちゅー湯に使用しました。野菜は種類によってビタミンやミネラル量が異なるので、できるだけ多くの種類を食べることが重要です。
材料(1人分)
サンマのかば焼き丼
-
- ご飯
- 茶碗1杯
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- すし酢
(市販のすし酢を穀物酢で2~3倍薄めたもの) - 小さじ2
- すし酢
-
- サンマのかば焼缶
*サンマの身を取り出した缶汁は捨てずに酢小さじ1/2弱(分量外)と混ぜておく。 - 1缶(100g)
- サンマのかば焼缶
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- 水菜(1cm長さに切る)
- 中1株(50g)
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- 山椒
- 適量
- <トッピング>
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- ミニトマト(半分に切る)
- 2個
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- サニーレタス(1口大にちぎる)
- 1枚
かちゅー湯
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- 冷凍小松菜
- 40g
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- かつお節
- 1パック(2.5g)
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- 熱湯
- 120ml
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- 絹ごし豆腐
- 大さじ2杯(30g)
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- 醤油
*塩分が物足りなければ、塩を少々 - 小さじ1
- 醤油
作り方
サンマのかば焼き丼
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ご飯と薄めたすし酢をよく混ぜ、器に盛る。
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①の器の上に水菜をのせ、その上にサンマのかば焼き缶の身をのせる。
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②にラップをふんわりかけ、電子レンジで加熱する。(加熱時間の目安:700wで1分30秒)
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③にサンマの缶汁を適量かけ、ミニトマトとサニーレタスを添え山椒を振りかける。
お酢と混ぜるとサンマの魚臭さが抑えられ、さらに酸味の刺激で食欲増進にもつながります。
サンマのかば焼き缶は骨づくりの強い味方。缶詰なら骨ごと食べられ、カルシウムが多く摂取できます。油脂も一緒に摂れるので、豊富に含まれる脂溶性ビタミンDの吸収率もアップします。
かちゅー湯
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冷凍小松菜は解凍しておく。(電子レンジでの加熱時間目安は袋の表示を参照)
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器にかつお節を入れ、熱湯を注ぐ。
かつお節のうまみ成分は、熱湯に数秒つければほとんどが溶出します。うま味が強いので減塩でも物足りなさを感じません。
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②の器に、絹ごし豆腐を1口大サイズにスプーンですくい入れ、①の小松菜、醤油を入れる。
鍋を使わず、器だけで調理できる汁物。熱い汁が苦手なら小松菜は冷凍のまま器に入れても。
得られる栄養(1人分)
食材 | カルシウム mg |
ビタミンD μg |
ビタミンK μg |
---|---|---|---|
サンマのかば焼き丼 |
328 | 9.6 | 89 |
かちゅー湯 | 86 | 0.2 | 88 |
2品の合計 | 414 | 9.8 | 177 |
1日の推奨量/目安量(成人女性) | 650 | 8.5 | 150 |
1日の推奨量/目安量に対する充足率 | 64% | 115% | 118% |
(野菜の量:計180g)