おいしい骨づくりレシピRECIPE
定番メニューが、骨太メニューに「具だくさんのだし茶漬け」
栄養士・佐藤秀美 氏のコメント
緑黄色野菜に多いビタミンKは、漬物(野沢菜漬け、高菜漬けなど)にも含まれています。シラス干しにはカルシウムやビタミンDも豊富、さらにこれらを油揚げやいりごま、オリーブオイルといった油分と一緒に摂ることで、吸収効率はアップします。思い立った時、すぐに作れて簡単なのに栄養たっぷり。骨づくりの強い味方になってくれるレシピです。
材料(1人分)
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- ご飯
- 小さい茶碗に軽く1杯
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- かつお節
- 小分け袋1つ(5g)
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- シラス干し
- 大さじ山盛り1杯強(15g)
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- 油揚げ(せん切り)
- 1/3枚
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- 野沢菜漬け(市販/2~3cm長さに切る)
※高菜漬けでも可 - 30g
- 野沢菜漬け(市販/2~3cm長さに切る)
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- 冷凍ほうれん草(市販)
- 30g
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- いりごま
- 小さじ1/3杯
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- オリーブオイル
※お好みの油でも可 - 小さじ1弱
- オリーブオイル
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- 塩
- お好みで適量
作り方
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オーブントースターの受け皿にアルミホイルを敷き、 シラス干しを置いた上にせん切りの油揚げを置き、加熱する。(目安時間 1200wで5~6分)
シラス干しの上に油揚げを置くと、油揚げの油が下に落ち、シラス干しがパリパリに乾燥することなく、少し焼き風味がついて口当たり良く仕上がります。
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ご飯の上にかつお節をのせ、熱湯を適量注ぐ。
かつお節にまんべんなくかけるよう意識することで、 だし汁のうま味がアップ。うま味成分は、熱湯中なら1~2秒でほとんどが溶出します。
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②の上に冷凍ほうれん草を湯に浸けるようにのせ、さらに野沢菜漬け、①のシラス干しと油揚げ、いりごまをおき、最後にオリーブオイルをたらし、お好みで塩を加える。
「味を感じる温度」は体温±25℃前後。冷凍ほうれん草を、熱湯をかけた汁で解凍させることで“食べごろ温度”に。 オリーブオイルの香りは、新鮮野菜の緑の香りと同じ成分のため、最後に加えることでお茶漬けに新鮮味が加わります。
最後にのせることで、シラス干し、油揚げ、ゴマのカリッとした食感が生きます。
*「あつあつ」のお茶漬けがお好みの場合には、ご飯と冷凍ほうれん草を電子レンジで温めておく。
*「シラス干しと油揚げ」のオーブントースター焼きは、一度にたくさん作って冷凍保存しておくと、便利。
*野沢菜漬け以外でも、高菜漬けなど他の漬物を使ってもOK
*オリーブオイルは、お好みの油に替えてもOK
得られる栄養(大さじ1)
食材 | カルシウム mg |
ビタミンD μg |
ビタミンK μg |
---|---|---|---|
具だくさんのだし茶漬け | 174 | 9.5 | 164 |
1日の推奨量/目安量 (30〜49歳男女) | 650 | 8.5 | 150 |
1日の推奨量/目安量に対する充足率 | 27% | 112% | 109% |