おいしい骨づくりレシピRECIPE
野菜もりもり、骨にしっかり!ジェノベーゼ風ポテトグラタン&生野菜たっぷりサラダ

栄養士・佐藤秀美 氏のコメント
お子さんに人気のメニュー「グラタン」が、骨づくりの栄養素も野菜もしっかり摂れるレシピに。 ジャガイモの代わりに冷凍ポテトを使えばさらにお手軽。手でちぎるなど、小さいお子さんでもお手伝いができる一品です。
材料(1人分)
ジェノベーゼ風ポテトグラタン
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- ジャガイモ(冷凍フライドポテトでも可)
- 小1個 (100g)
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- スライスチーズ(2-3cm角に切る、またはちぎる)
- 1と1/2枚
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- ハム(1cm角に切る、またはちぎる)
- 1枚
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- 冷凍ミックスベジタブル
- 3/4カップ
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- こしょう
- 少々
- <トッピング>
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- シラス干し
- 大さじ3
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- 酢
- 小さじ1
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- パセリ(粗みじん切り)
- 大さじ4
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- パン粉
- 大さじ2
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- オリーブオイル
- 大さじ1
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- お好みで、ニンニクパウダー
- 小さじ1/3
生野菜たっぷりサラダ
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- サニーレタス(一口大にちぎる)
- 中2枚
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- 水菜(2cm長さに切る、またはちぎる)
- 小1株
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- ミニトマト(半分に切る)
- 3個
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- お好みのドレッシング(油入り)
*ノンオイルドレッシングの場合はオリーブオイル大さじ1/2を足す - 適量
- お好みのドレッシング(油入り)
作り方
ジェノベーゼ風ポテトグラタン
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ジャガイモをよく洗い、芽と皮の緑の部分を除いて1-2cm角に切る。
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①のジャガイモをグラタン皿に入れ、ラップをふんわりかけて電子レンジで加熱する。
(加熱時間の目安:700wで2分) -
②のグラタン皿に、残りの材料を入れ、スプーンでさっとかき混ぜる。
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トッピングを作る。ボウルにシラス干しを入れ、酢をふりかけて、さっと混ぜる。
残りのトッピング材料を入れ、よく混ぜ合わせる。シラス干しとパセリは骨づくりに役立つビタミンD,K、カルシウムが摂れる組み合わせ。オリーブオイルが加わって、脂溶性のビタミンD,Kの吸収率もアップ!
お酢と混ぜるとシラス干しの魚臭さを抑えられます。 -
3の上に4のトッピングをのせ、オーブントースターで焼き色がつくまで焼く。
(加熱時間の目安:1200wで11〜12分)
チーズやハムは手でちぎってもOK。小さなお子さんでも楽しんでお手伝いできます。■トッピングは冷蔵庫で2,3日の保存が可能。
たくさん作っておけば、パスタやトーストのトッピングとしても使えます。
生野菜たっぷりサラダ
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ミニトマト以外の全ての材料をボウルに入れ、よく混ぜる。5~10分間、そのまま置いておく。
ドレッシングに浸しておくと、ボリュームがある葉物野菜もカサが減って、たくさん食べられます。
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①の野菜を器に盛り、ミニトマトをのせる。
大人に比べて胃が小さい子供は、少しの食材でもより多くの栄養が摂れると効率的。水菜の葉の部分はビタミンKが豊富、ミニトマトはトマトより栄養価が高く、おすすめです。
葉物野菜は脂溶性ビタミンである、ビタミンKが豊富。油入りのドレッシングなら吸収率もアップします!
トマトに含まれるリコピンは抗酸化作用が強く、骨の破壊を抑える働きがあります。
得られる栄養(1人分)
食材 | カルシウム mg |
ビタミンD μg |
ビタミンK μg |
---|---|---|---|
ジェノベーゼ風ポテトグラタン (内トッピング) |
267 (77) |
9.3 (9.2) |
116 (107) |
生野菜たっぷりサラダ | 65 | 0 | 74 |
2品の合計 | 332 | 9.3 | 190 |
1日の推奨量/目安量(成人女性) | 650 | 8.5 | 150 |
1日の推奨量/目安量に対する充足率 | 51% | 109% | 127% |
(野菜の量:計177g)
簡単・パセリの粗みじんストック
ビタミンKの供給源として欠かせないのが、納豆と葉物野菜。中でもパセリは、数ある葉物野菜でビタミンK量ナンバーワン!
冷凍しておくと手でパラパラとほぐせるので、小さな子供でも簡単に“粗みじん”ができます。冷凍庫にストックし、ビタミンKの供給源として色々な料理に少量ずつ使えて、たいへん便利です。
作り方
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洗ったパセリをビニール袋に入れて、冷凍庫に入れます。
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冷凍したパセリは、袋に入れたまま茎を引っ張れば、簡単に茎が抜け、葉だけが袋に残ります。
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ビニールの上から、手でほぐします。
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パセリの粗みじんの出来上がり。